この度のチュニジアでの事件に関して、
被害にあわれた方、心よりお悔やみを申し上げます。

北アフリカ・チュニジアの首都、チュニス。
地中海クルーズで、唯一アフリカ大陸に寄港ができる。
アラブの春は、2010年このチュニジアから民主化運動から始まりました。

アラブの春で、チュニジアだけ唯一、民主化に成功し、治安も良い。
チュニジアでは、観光産業がメインといって良いほど、魅力的な国です。

アラブの春・ジャスミン革命直後の2012年、
クルーズ添乗で、寄港地チュニスに訪れました。

〇チュニジア　シディ・ブ・サイド

チュニジア・チュニスはこんな所

私のチュニジアのイメージは、良い思い出しかありません。

対岸のヨーロッパ側の地中海とは違い、
イスラムの雰囲気と南欧の雰囲気がミックスされたような魅力的な街です。

あたたかなチュニジアの人たち。

皆さんで楽しく歩いた世界遺産の旧市街。

歴史は古く、紀元前814年建国のカルタゴ遺跡。

「チュニジアン・ブルー」と呼ばれるシディ・ブ・サイド。
どこまでも続く白壁と、チュニジアン・ブルーの窓や柵。
本当に魅力的な街です。


やっと民主化を勝ち取り、平和になり、これからだという時に、
今回のイスラム過激派といわれるテロ。

今回の報道では、クルーズに乗船したから、事件にあった風な伝え方です。
クルーズ会社は、乗客を安全を一番に優先し、寄港地を選定します。

実際に2-3年前からは、メキシコの一部の寄港地では、
治安が悪くなると同時にコースを変えております。

治安が悪い、政情不安、紛争地域と、
先日のパリ、シドニー、そして今回のチュニスのテロとは、
全く意味合いが違います。

情報が少ないチュニスは、真っ先に危険だからと、
避けれる風潮になります。

船会社は今後、チュニスに寄港するかを検討していると思います。

テロに屈しない意味でも、今後もチュニスに寄港することを願います。


今回の旅行では、どれだけ楽しみして、
この旅行を目標にどれだけ頑張ってきたか、
親子で旅行ができる喜び。

旅行にはさまざまな状況、ドラマがあります。

それを考えると、胸が張り裂けそうなのと同時に怒りが込み上げてきます。


〇チュニジア・ラグレット港（チュニス）

〇チュニジア・チュニスの街並み

〇チュニス市場

〇世界遺産・チュニス旧市街

〇世界遺産・チュニス旧市街

〇世界遺産・チュニス旧市街

〇世界遺産・チュニス旧市街

〇カルタゴ遺跡

〇シディ・ブ・サイド

〇シディ・ブ・サイド